【リラックスの家具橋渡しVol.03~お客様インタビュー編~】「元の持ち主を知ることで、より家具を大切に感じる。綺麗に丁寧に飾ろうと思う」

家具リラックスは、家具の買い取りだけでなく、買い取った家具の販売もおこなっています。販売において大事にしていることは、愛着をもって大切にされていた家具を、ただただ売りさばくのではなく、『しっかり次の方に繋げる』ということ。
そうしてリラックスで家具を購入してくださる方は、迎えた家具をとても丁寧に扱ってくださる方ばかりです。今回は、「リラックスさんの倉庫へ行っていろんなものを見るのが大好き」と言ってくださる本田さんのご自宅に伺い、どんな思いで手元に置いていらっしゃるか、お話を聞きました。
(聞き手:リラックス代表 岡田陽平)

本田さん
Instagramを通じてリラックスを知ってくださり、家具をよく買ってくださるように。
普段はお茶菓子とお茶を楽しむ教室をご自宅で開いていらっしゃる方。お茶(中国茶・和紅茶など多岐に渡る)の道具をリラックスで見つけた小物へ綺麗に収納してくださったりと、出会った家具のことを大事にしてくれています。
「すごく小さな可愛らしい置き物から、立派な飾り棚まで、いろいろと購入しています」
本田さんは数年前、お茶菓子とお茶の教室としても使いやすいようご自宅をリフォームされたそう。しかし、自分好みにしたにも関わらず、手持ちの家具などをそのまま使おうとするとしっくりこないことに悩みが。そのとき妹さんからリラックスのインスタライブを見せてもらい、倉庫へ足を運んで家具を購入してくださったとのこと。
「最初は、白家具やイタリア家具を販売するライブが続いていて、見るのはとっても好きだけど、自分の家に置くには趣味じゃないな?と思っていたんです。でも倉庫に行ってみたら本当にいろんな家具があって。気分はまるで宝探し。もしリラックスさんが、高価で売れるものだけ、とか、この系統だけ、っていう買い取りをしていたら出会えなかったんじゃないかな、という素敵な家具もたくさんで。すごく小さな可愛らしい置き物から、立派な飾り棚まで、いろいろと購入しています」

(a)並んでいる棚もすべてリラックスで購入。買ってくださった時期はばらばらですが、最初から一緒にあったかのようにそれぞれが馴染んでいます。
(b)購入してくださった化粧箱を、なんとお茶の道具入れにリメイク。
(c)リビングにも、テーブル下のラグやテレビ横の飾り棚など、リラックスで購入していただいたものが調和。
(b) 寝室も素敵にインテリア。右側にある階段のような飾り棚は、一見扱うのが難しそうですが、本田さんはお買い上げ時からすごく気に入ってくださっていました。パーテーションのように使用していて可愛らしい。
(e)ご実家から引き取った思い出の家具(写真正面の食器棚)や、作家さんのお皿なども多く存在する本田さんのお家。いろんな存在が空間のなかでが心地よく混ざり合っています。
(f)リラックスで見つけてくださった茶器も。
前の持ち主が、コレクションの食器を大切に並べていた飾り棚。今、そこに新しく、自分のお気に入りを並べる。
「この四角い飾り棚は、前の持ち主の方が『活かしてほしいなあ……』と言っていたと岡田さんから聞きました。その方も中国などの素敵な食器をたくさん持っていらっしゃる方で、コレクションのなかのお猪口サイズのようなものを、この飾り棚に大事に並べていらっしゃったと。本当は手放したくなかったけれど、ご実家の整理で仕方ない状況で、処分するのは忍びなく引き取ってもらったと。こういった前の持ち主の方のお話って、なかなか知り得ないですよね。アンティーク家具を購入したとしても、外国からやって来たものは勿論、日本のなかで譲り受けた品物でさえ、昔の持ち主のエピソードはわからないことが多い。でも、岡田さんはよく教えてくれるんですよね。その話を聞くと、尚更、迎えた家具に情が湧いてくるんです。家具ってモノで、心なんてないと思うかもしれないけど、私はある気がして……もっともっと大事にしてあげたくなる。それで、すっごく綺麗に飾ろう!と思うんです。この飾り棚にも、お気に入りのものを並べて、こんなふうにおうちに迎えていますよ、というのを岡田さんに写真でご報告しました」

前の持ち主の方はお猪口のような食器を綺麗に並べていらっしゃった棚。
本田さんも、ご自身のお気に入りの小物を見つけて、ここに並べていらっしゃいます。
「テーブルの下に敷いている、こういったラグも……どうしてこのラグが出来たのか、どういう思いで現地の方が織られたのかというのを岡田さんに教えてもらっていて。商業ベースの織物ではない、部族ごとに名前がついているような絨毯のお話を、きっちり伝えてくれて、勉強させてもらえるんです。こうしてただただ購入するだけじゃなくて、“これはこんな思い入れのある家具なんだな”“こんな由来のある家具なんだな”というのを把握していることが大事なことだと思うし、自分の手元に来てくれた家具をより愛する準備なんだと思います」

(写真左:リラックス代表 岡田 /写真右:本田さん)
家族の思い出の桐の棚は、その場で叩き割られた。
「以前の話なんですが、妹が実家仕舞いをしてくれて。とても大変だったようです。買い取り先をさがすことも、ごみの処分にお金がかかることも。それに、両親からもらった桐の棚をとある業者さんに引き取ってもらった際、その場で叩き割られたそうです。“木材”にして持ち帰られたそうで。妹は、両親に申し訳なくてショックだったと。そのときはまだリラックスさんに出会えていなかったんです。もうちょっと早く出会えていたら、と思いました。そういう経験もあって、『使えるものはなんとかしたい』と言っている岡田さんにすごく共感しています。今はリラックスさんに出会えましたし、リラックスさんを通じてこのおうちに、日本・中国・トルコ・ヨーロッパ、いろんな国のいろんな家具がやって来てくれました。もともと父が船乗りで、外国をずっと回っていて、こういった家具やシルクロードが大好きな人だったんです。だから、まるでシルクロードでつながっているようなこの空間、私もすごくお気に入りなんです 」
今回、本田さんにお話を伺って、改めて自分に出来ることを振り返りました。今までずっと思ってきたことですが、まだ使える家具なのに、壊してしまう、燃やしてしまう、それってすごくもったいない。僕が日本全部の家具をどうにか出来るわけじゃあないですけど、自分が出来る限りの範囲で買い取りをして、その家具を大事にしてくださる次の方に繋げられたらと思っているんです。だから、こうして、買ってくださったものをすべて大切にしてもらえることが本当に有難いです。本田さん、この度はありがとうございました。(岡田)



