手離そうとしている家具がありましたら、買い取りさせていただきます。

買い取りの流れ >>>

ぼくらは足をつかってナンボなので。

弊社が位置するのは、神戸市西区、地下鉄伊川谷から車で5分の、畑に囲まれた一角です。神戸の中心地・三宮からですと、車で30分ほどでしょうか。
芦屋や大阪の方からいただく問い合わせの電話で「ちょっと遠いですけど、かまいませんか?」と尋ねられることも、ままあります。

とんでもありません。

お買い取りした家具を修理・保管するにはそれなりに大きな倉庫が必要で、それもあってこの場所に構えていますが、兵庫・大阪はもちろん、隣接する岡山・徳島・奈良・京都にも、持ち主さまが手離す予定ながら引き取り手がいなかったり、処分するには惜しく思われている家具があるなら、ぜひ弊社にご連絡をいただけたらと思っています。

とくに、弊社がよく買い取らせていただくアンティーク家具・大型の組立家具・一点モノ家具は、家具業界の中ではニッチな分野です。
近所だからと家具を専門としない買取業者さんに依頼された場合に、古い・重い・大きいことがマイナスに判断されて査定が厳しくなったり、搬出困難と断られた、というお話を(その末にダメ元で弊社に問い合わせくださった)お客さまからお聞きします。
僕は胸をなでおろすんです。その家具が二足三文での流通や処分から免れられてよかったと。

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現在の持ち主さまが購入当時に「この空間に置きたい」と思われたように、いまその家具を欲されている方は必ずいます。
実際、弊社の倉庫で手入れの終わった家具のほとんどは、家具買取歴17年のネットワークもあり、1ヶ月たらずで次の方のもとへと渡っていきます。

洋服などとは違って気軽に郵送していただくわけにもいかない、家具。
現物の鑑定・査定、搬出時は必ず現地へお伺いします。
価値ある家具に出会い、買い取らせていただくために、僕らは足をつかってナンボなので、「ちょっと遠いですけど」という遠慮はご無用です。
上記以外のエリア、例えば広島や愛知などの持ち主さまも、もし弊社に「この家具を……!」というものがございましたら、ぜひご一報ください。相談させていただきます。

メーカー名が分からなくても、古くても、「処分」以外の手があるかもしれません。

例えば、似たような「20年前に買った、大人の背丈ほどの茶色い食器棚」がいくつか並んでいるとします。
家具にも相場があるので、メーカーやシリーズ、材質などによって、市場価値はさまざま。
ただ、トレンドのメーカーや形でない場合、家具を専門とされていない買取業者さんだと、サイズや経年数などの指標だけで一律査定するしか手立てがないことがほとんどです。

上で申した通り、アンティーク家具・大型の組立家具・一点モノ家具は、家具業界の中ではニッチな分野です。
一見しただけではどこのメーカー・ブランドかわからない家具が多々あります。
持ち主さまが購入店の記憶はあっても、メーカーは気に留めずに今に至られている場合も珍しくありません。
それでいざ買い取りに出されようとして、買取業者さんも鑑定できなければ、その家具は「正しく」査定されないばかりか、場合によっては持ち主さまが「その査定額なら」と処分を選択されることもあり得ます。

以前、「祖父の家にあるサイドテーブルを買い取っていただけませんか」という問い合わせをいただいたことがありました。
「祖父が35年前に購入したもので、祖父自身は『こんな古いもの、誰もいらんだろう。はやく処分してくれ』と言うんですが、まだ造りもしっかりしているし、見た目も高級そうなので。でも、どこにも刻印がないのでブランドがわからなくて」と。
ご近所のリサイクルショップでは、「35年前の家具」「茶色」「サイドテーブル」という時点で「うちではそういうのは取り扱っていないので」とお断りされてしまったそうです。

僕が「どこで購入されましたか?」と伺うと、「芦屋の百貨店です。洋風です。天板に革が貼ってあります」と。
そうすると、現場にいなくても、現物を拝見していなくても、イメージが浮かんでくるんですね。
35年前、芦屋、天板に革……おそらくこれは。
「引き出しを取り外すと、その裏に『THEODORE ALEXANDER』の文字がありませんか?」
ビンゴでした。

弊社は家具の買い取りを専門に17年間、鑑定し続けてきました。
家具を手離されるときに、古いから、メーカー名がわからないからと、処分をご検討される前に、弊社がお役に立てるかもしれません。ぜひご連絡ください。

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