20年連れ添ったダイニングセットとこれからも。分解搬出はもちろん、家具の塗装修繕まで。

“買い取る”だけじゃないレポート

6月上旬、「大切に使っている家具があるのですが、引越し前のお家から(サイズの関係で)出せないので搬出して欲しい」とのご連絡がありました。
お話を聞いていると、20年間共に過ごした思い入れがある家具とのこと。けれど、引越し業社さんが運び出しにトライなさった際にこれは分解が必要だとなり、弊社にSOSをくださったようでした。

古い特殊な家具の分解搬出には慣れていますので、一度拝見させてくださいとお写真をちょうだいしました。アンティークのダイニングセット。20年という長い間使用なさっていたものですので、天板には塗装はげや傷・凹みがありました。これからもお引越し先で大切に使っていきたいという心で弊社にご依頼いただき、塗装作業もさせていただくことに。

お引き取り当日、お客様宅にお伺いすると、海の見えるリビングでポツンと寂しく取り残されたダイニングセットが置かれていました(この時僕はなんとしてでもこの家具を生き返らせ、また新居でも使って頂きたいと思いました)。
分解し搬出させていただいたあと、弊社が家具の塗装でお世話になっている辻中塗装店さんに持ち込みました。

辻中塗装店(辻中さん)・・・歴史ある神戸家具の塗装職人さんで神戸洋家具はもちろん海外のアンティーク家具の塗装にも長けている腕っぷしの良い職人さんです。塗装の知識はもちろん家具に対する知識もあるので、家具を見ればその家具に合った塗装を提案してくれるリラックスの信頼できるパートナーです。


店主の辻中さんは家具を見ると、「任せてください」と一言、、
この一言に込められた想いは完成した家具を見れば納得できました。
傷だらけだったテーブルの天板がとても綺麗に仕上がっていました。
家具の製造者と会って打ち合わせしたわけでもなく、綺麗な状態を見たわけでもないのに、仕上がった家具からは綺麗に傷がなくなり、色合いも元々、百貨店に並んでいる家具を思い出させました。
そして完成した家具をお客様の元へ配達に行き、お客様はとても満足してくださいました。


家具にはそれぞれの想いがあると思います。
ダイニングセットであれば家族とのご飯、ソファであれば友達と一緒にくつろいで映画をみた記憶、様々な心情で様々なシーンで、家具というのは想いがあります。
今回の塗装のご依頼はそんな想いを繋ぐとてもやりがいのある仕事でした。
「家具の塗装」という中にたくさんの大切なものを見つけることができました。家具リラックスはそのようなお客様の想いを絶やすことなく繋いでゆきます。

(小松)

▶︎兵庫県

▶︎時期:2021年6月