20年以上積み上げられたままのゴミ。撤去し、いつか店を構えます。
阪神淡路大震災で、ボランティアの方々の宿泊に使われた施設が伊川谷にあります。そこは今やゴミ屋敷。
震災当時、災害廃棄物などが集まり、状況が収まったあとも回収されず20 年以上そのままになってしまいました。
ここを自分たちで綺麗にして、自分たちの店を構えたいと思い(買い取らせていただいた家具を売る店舗)、現在ゴミの撤去作業中です。
やっと2 割くらいは減ったのですが、まだ底に埋まっているゴミや、特殊な機材を用意して処理しないといけないゴミなどが山のよう。
「がんばってやってくれ」。応援の缶コーヒー。
近隣の農家のおじさんが、僕たちが作業をしていると、「がんばってやってくれ」と応援の缶コーヒーを持ってきてくれます。
やはり、ゴミが積もったままだとこの地域の治安が悪く見えてしまうこともあるようで、実際、夜になり車がやってきて、ぽいぽいとまた新たなゴミを投棄していくこともあるみたいなんです。だから周りの方も綺麗になってほしいなと、みなさんこの場所を気にかけているようです。
大家さんにとっても20 年間悩みの種らしく。このゴミを撤去しようと思えば、本来何千万と費用がかかるようなんです。
すこしずつの作業ではありますが、週に数回、スタッフで持ち回り片づけを続けています。
もう少しゴミの撤去が進んだら、協力してくださる地元の塗装屋さんと一緒に、施設の壁を塗り替える予定です。